バリューエンジニアリングでは,消費者の立場から,製品が有する機能と製品に要する総コストの比率で製品の価値を評価する。バリューエンジニアリングの観点での総コストの説明として,適切なものはどれか。
- ア新たな機能の研究や開発に要する費用
- イ消費者が製品を購入してから,使用し廃棄するまでに要する費用
- ウ製品の材料費に労務費と経費を加えた製造に要する費用
- エ製品の製造に用いる材料の調達や加工に要する費用
正解と解説を見る
正解
イ 消費者が製品を購入してから,使用し廃棄するまでに要する費用
正解は「消費者が製品を購入してから,使用し廃棄するまでに要する費用」である。バリューエンジニアリング(VE)は「価値=機能/コスト」という式で製品価値を捉える手法であり、ここでいうコストは企業側の製造原価ではなく、消費者が製品のライフサイクル全体(購入・使用・廃棄)を通じて負担する総コストを指す。他の選択肢はいずれも企業側が負担する研究開発費や製造費、調達・加工費であり、「消費者の立場」からのコストという条件を満たさない。したがって、消費者視点のライフサイクルコストを述べた選択肢が正しい。